約 4,333,251 件
https://w.atwiki.jp/revelations/pages/54.html
運命のいたずら 運命のいたずらMemory1闇の中へ Memory2失われし名誉、得られし名誉 Memory3 吉報と凶報 Memory4お使い Memory5印、パート3 Memory6乙女の塔 Memory7導師の帰還 Memory8出帆 Memory1 闇の中へ 概要タリクからテンプル騎士団の軍勢の居場所を聞き出さなければ。タリクに近づくには、イェニチェリになりすます必要がある フルシンクロ条件隠れ場所からターゲットを暗殺する フルシンクロ達成の為のポイント体当たりで誘き寄せてターゲットのすぐ近くにある藁束に隠れ、彼が近づいてきたら暗殺する。タックルやフックスイープでは周囲の番兵と戦闘になる=失敗なので、単純に走って接触するのみでよい。 Memory2 失われし名誉、得られし名誉 概要イェニチェリの基地に潜入し、タリクを見つけてパレオロゴスに売った武器の送り先を調べる。ただし完璧な変装とはいえないので注意すること フルシンクロ条件タリクにエア・アサシンを行う フルシンクロ達成の為のポイント基地までは変な行動を起こさず指示通りにすれば何の問題も無い。 問題は基地。一見番兵から隠れながらテントやイェニチェリ集団に隠れて「地上を進む」ように見えるが、実は基地スタート地点右側の壁を登って行った方が簡単(ボムクラフトがある所)。スタート地点の集団の中から陽動爆弾で注意をそらしてさっさと登ろう。藁付近の番兵の動きに注意しながら、後ろを向いたらダイブして暗殺。壁一枚向こうの番兵に注意して隠れながら進む。 チェックポイントまで来たら、番兵に見つからないように右前方の屋根の柱から上に登り、足場を伝って暗殺する。人ごみに紛れて移動しない場合即座に見つかるので、地上を移動するのであれば人ごみを利用する事。 Memory3 吉報と凶報 概要テンプル騎士団の軍勢はわかったが、その為に罪なき者を殺すことになってしまった。この悲しむべき出来事をスレイマンに話さなければ フルシンクロ条件誰も殺さないこと フルシンクロ達成の為のポイント見つからないように行けば良い。 わざと精鋭兵を殺し、最適なスタート地点からやり直せば、目の前にロマがいるのでそれを雇って進む。道中腕組みをして通せんぼういている精鋭兵がいてロマを使ってしまうが、その直ぐ先にまたロマがいるので、そのロマを雇って進めば楽にスレイマンにたどり着ける。スレイマンと話し終わって安全圏まで戻るときも、行きと同じ要領で戻ればOK。 Memory4 お使い 概要ソフィアが暗号を解き、ポーロの本の所在位置を突き止める間に、彼女のためにおつかいをしなければ フルシンクロ条件無し。 Memory5 印、パート3 概要ニコロ・ポーロは、マシャフの鍵のありかを知る手がかりが記された書物を小アヤソフィアの近くに隠した。印を頼りに書物を見つけなければ フルシンクロ条件無し。 Memory6 乙女の塔 概要ポーロが残した手がかりは乙女の塔を指し示していた。塔を調べる必要があるが、慎重に行動しなければ フルシンクロ条件水に落ちずにマシャフの鍵を入手 フルシンクロ達成の為のポイント何回でもやり直せるので、時間制限を気にせずに落ち着いて進む、ちなみに真っ暗で何も見えないとお困りの人は、電気を消してやると良い。 「オプション」→「全般オプション」から明るさを調節。 Memory7 導師の帰還 概要自ら科した20年の追放後、アルタイルはマシャフに戻った。味方を集めアッバスを排除しなければ フルシンクロ条件アッバスと隊長たち以外は殺さない フルシンクロ達成の為のポイント砦に入るまでは隊長たち以外は完全に無視で大丈夫。砦に入ってからは「弟子を使っても良い」と出るが、使うとフルシンクロ失敗になるので、素手のカウンターで武器を奪い戦意喪失させる。 Memory8 出帆 概要パレオロゴスは船で街を離れた。復讐に燃えるイェニチェリたちから逃れ、パレオロゴスを追って自分も船から出なければ フルシンクロ条件刃物で誰かを殺してはならない フルシンクロ達成の為のポイントトレーラー映像を再現しようとすると、フルシンクロ失敗になるので注意。敵は無視出来るところは無視し、それ以外は煙幕などを使ってやり過ごすか爆弾やクロスボウを使って倒す。 >>>シークエンス7へ
https://w.atwiki.jp/yamiryuukisi/pages/14.html
仙人ナルト・火影ナルト特徴注意する技 対策 お勧めサポートキャラ イタチ特徴注意する技 対策 お勧めサポートキャラ デイダラ 仙人ナルト・火影ナルト 特徴 注意する技 速効螺旋丸や覚醒してからの奥義など避けるのが困難な技は複数存在。 対策 お勧めサポートキャラ イタチ チャクラダッシュのカウンターとしての超奥義や 覚醒の須佐尾野からの天照、チャクラダッシュ攻撃など 特徴 注意する技 対策 あまりチャクラダッシュは使わないようにして、相手のチャクラの量が少ない 時を狙ってチャクラダッシュの反撃など、相手の覚醒状態の時までに体力に差 をつけるようにする。 もし覚醒された場合はヒダンやチヨバアなど相手の動きを長時間止めるサポー トキャラを使って時間稼ぎまたは攻撃する。覚醒中は相手は変わり身を使うこ とができない お勧めサポートキャラ ヒダンやチヨバアの長時間攻撃での時間稼ぎ デイダラ トップページ 上へ
https://w.atwiki.jp/quatropiliastro/pages/86.html
晴れ渡った夜。にも関わらず星が少ないのは、満月が煌々と空を照らしているからだ。 そんな月明かりの下、とある女子校の寮で眠る因幡月夜はふと目を覚ました。 生来の盲目の代わりに異常発達した聴覚と積み重ねた鍛錬が、彼女が眠る寮の中で起きる異常事態を悟らせたのだ。 ─────何かが居る 何か、少なくとも生物では無い何かが、寮の部屋を訪問して回っている。 ─────まだ此処に来るには時間が有りますね。 そそくさとベッドから出て着替え、亜鉛合金製の摸造刀を持って廊下へ出る。 待つことしばし、廊下の角を曲がって“ソレ”は来た。 盲目の月夜には見えなかったが、“ソレ”の姿を見ずに済んだのは幸いだった。 “ソレ”はマネキン人形だった。マネキン人形が夜の寮内を徘徊しているというのも異常だが、その目は異常などというものでは無かった。 赤い血の色をしたその目は、悪意そのものとでも言うべきものを湛えていた。 一目見てしまえば、長い間夢に怯えることになるであろうその怪物を、盲目の少女は見えないが故に─────ではなく異なる理由から怖れない。 「貴方が何者なのかは知りませんが、痛い目を見たくなければ降伏しなさい」 少女は盲目ではあるが、代わりに聴覚が異常なまでに発達している。数百m離れた人間の関節の駆動音すら聞き取れるほどだ。にも関わらず、目の前の相手からはなにもきこえなかった。 呼吸も脈動も、何もかも。骨の擦過音も筋肉の収縮音も。 それでも少女は怖れない。摸造刀を鞘に収めたまま佇んでいる。 人形が此処に来るまでに聞こえていた“移動する時の音”をその耳は精確に捉え、人形が一歩を踏み出そうとした刹那。閉じられていた月夜の瞼が開かれる、その下に有ったのは紅い瞳。 しかし、其れを人形は認識し得たのだろうか、月夜の瞼が刹那の間も置かず閉じると、人形の頭が砕け散ったのだった。 「一体何なのでしょうか?感触は人形のものでしたが」 呟いて屈み込み、触ってみる。冷たい感触は確かにマネキンのものだ。 手に取ってしげしげと考え込んでいると、不意に横に女が立っていた。 己の耳に全く捉えられずに出現した女に驚愕した月夜に、女が蹴りを入れる。 「がはっ!?」 廊下を転がる小さな身体を見て、女が忌々しげに呟く。 「こんな餓鬼に私の使い魔が壊されるとはね」 なんとか立ち上がった月夜にまっすぐ伸ばした手に魔力の輝きが宿る。 「まあ良いわ、あの人形よりも優秀な道具になりそう」 「ただの子供にしか見えんとは、大した英霊でもないな」 「何者だ!?」 真後ろから不意に聞こえた声に、女が驚愕して振り向き。 「その場に案山子の様に突っ立ったままとはな。阿呆が」 そのまま女の首は宙に舞った。 血を撒き散らし、二つの肉塊が廊下に転がり、すぐに消えた。 後に残されたのは、月夜と長身痩躯の狼の様な気配の男。 「貴方は…」 「フン…異常聴覚に示現流。斬った相手ばかりじゃ無いか。しかもこの場所は……生前の因果という奴か」 盲目の少女と狼の如き男。死者と生者の剣の魔物は此処に出会ったのだった。 【クラス】 アサシン 【真名】 斎藤一@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 【ステータス】 筋力:C 耐久:C 敏捷: B 幸運:C 魔力:E 宝具:C 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 牙突 生前にアサシンが到達した剣の理合い。戦術の鬼才、土方歳三が考案した左片手平刺突(ひだりかたてひらづき)を磨き上げ一撃必殺の技へと昇華した剣技。 全局面に対応すべく、複数の型を持つ。 素手でも強力な打撃技として使える。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 勇猛:C 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 貧者の見識:B 相手の性格・属性を見抜く眼力。 言葉による弁明、欺瞞に非常に騙され難い。 陰謀渦巻く幕末の動乱を生き抜いた経験によるもの。 反骨の相:EX 犬はエサで飼える 人は金で飼える だが、壬生の狼を飼うことは 誰にもできん 己が正義にのみ殉じ、その為なら所属する勢力にも拘泥せず、己の信念以外のありとあらゆるものに縛られなかったアサシンの生涯。 カリスマや皇帝特権等、権力関係や魅了などといった精神系スキルを無効化する。 話術;D 相手を逆上させる話術に長ける。 【宝具】悪・即・斬 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大補足:自分自身 アサシンが生涯貫き通した信念が宝具と化したもの。 私欲に溺れ、世の安寧を乱し、人びとに災厄をもたらす者と対峙した時、真名解放とともに、全ステータスを1ランク上げ、Aランク相当の戦闘続行スキルを得る。 実際に対象となるものが、宝具の発動条件を満たしていると判明しない限り発動不可能。 通常時はアサシンにAランク相当の信仰の加護(偽)を与えている 【weapon】 日本刀・無銘: 無銘の刀だが、結構な業物 【人物背景】 元新撰組三番隊隊長で、明治の世には警官となり、世の安寧を乱し、人々に災厄を齎す者を斬り続けた。 史実通りなら 退職後、東京高等師範学校(東京教育大学を経た、現在の筑波大学)の守衛、東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)の庶務掛兼会計掛を務める[ことになる。 【方針】 聖杯戦争の中で悪を行う者を斬る。聖杯戦争の主催者も悪として斬る。 【聖杯にかける願い】 無い 【マスター】 因幡月夜@武装少女マキャヴェリズム 【能力・技能】 聴覚: 広い女子寮の中の出来事を完全に把握出来る 薬丸示現流抜刀術: 「抜即斬」と言われる駿速の抜刀術 達人剣士の剣技見切れる主人公が2m位の距離から視認出来ない速度で、 地面に降りて抜刀して首筋に刃当てて納刀する。ということをやってのける。 踏み込みからして尋常な速度ではなく、移動し終わってから移動したのがようやく分かる速度 【weapon】 模造刀: 亜鉛合金製で重量はあるが強度が無い。 【ロール】 女子高生 【人物背景】 元々女子高だった学園が共学になった際に男子生徒を恐れた女子生徒のための風紀組織、愛知共生学園“天下五剣”の中で最強と言われる剣士。 銀髪紅眼の盲目の美少女。中等部だが飛び級しているので実年齢は小学生並み。 異常なまでの聴覚と、神速の踏み込みと抜刀術の才を持つが、盲目なのは、優れた剣の才能を世に誕生させる為に父親に当たる男が行った近親相姦の所為。 その為に生来病弱。 基本他人と関わろうとせず、五剣の会議にも殆ど出席しない。 「ガッカリです」が口癖。話出すとかなり長い。 【令呪の形・位置】 狼の形をしたものが右手の甲にある 【聖杯にかける願い】 帰りたい 【方針】 なるべく戦わないで楽して目的を叶えたい 【参戦時期】 本編開始直前
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/1600.html
「がぁぁおー、食べちゃうぞー」 プロフィール 名前 雪音 性別 女 年齢 21 属性 変化系 誕生日 12/25 身長 144cm~800cm 体重 400kg 趣味 雪山登山 好き 自然、雪 嫌い 無し 大切 餌 トラウマ 無し 概要 餌を求めて人里に降りてきたドラゴン少女 好きな食べ物は生き物 嫌いな食べ物は植物 つまりは人食いだよ!! 人類を食べ尽くした彼女はかえるかもしれない・・・ 容姿 人間時は銀髪で蒼眼の少女 服装は白いローブの下に白いロリ服 龍状態はおっきな白いドラゴンだよ!! 尻尾が全長の半分 腕に翼が付いてて腕を広げて飛ぶよ!! 翼はコウモリをイメージしてね!! 顔は猫をドラゴンにして牙を生やした感じ!! 4足歩行だよ!! 能力 【冷凍三龍】 氷と冷気を操る龍。 氷の射程は500mで、1レスチャージすると周囲の気温を急激に下げて自分の周辺の無機物を冷凍できる。 ただし冷気が強すぎて自分も凍ってしまっているので、飛行や移動速度は遅い 擬人化すると二丁拳銃を持ったちょっと龍っぽい人になる こちらは体が凍っておらず、何故か普通に飛行が可能 能力は「半径100m以内に猛吹雪を起こし、自分から50m以内に氷の壁を召喚」に制限される 二丁拳銃は当たった部分を急速に冷凍する弾を無限に発射でき、 壊れたり無くしたりしても手元に補充されるが威力は少し低い 龍の凍ってる部分が溶けたり割られたりすると、そのロール中は強制的に人に固定されます。 炎魔法や熱が弱点です。 相手の能力によってはチートすぎるので上手く調整してねほしみ
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9625.html
392 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 13 52 42.19 ID cS1AHsNdO [1/3] 淫夢語とか拡散しすぎて、普通のネットスラングだと思って使う人も多いよな。 なんか実演来てるから軽い報告未満で空気換え。 コンベで天下繚乱をやったとき、せっかくの天下だし実在の人物とか絡めたいなと、李書文から拳法を習ったという設定の佐々木小次郎を作った。 それで自己紹介したら、GMや他のPLが良くも悪くも反応したが、なんでか分からなかった。 とりあえずシナリオ自体はつつがなく終わったんだが、やけにFateネタを振ってくるPLと、警戒する素振りをするGMが印象的だった。 まあ、その帰り道。ふと気付いた。 「李書文に佐々木小次郎って、俺アサシンじゃん!」 と、凄い遅れて感付いた俺が困ったちゃん。 ネタを振ってきたPL、月厨に嫌な思い出でもあったのか警戒させっぱなしだったGM。 そして、気付いた俺の声にビクッとしてた小学生くらいの子ごめんなさい。 393 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 13 53 51.81 ID y7nut0cm0 [5/6] 報告乙 …だがネタがわからん… 李書文もSASAKIもわかるんだが 394 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 13 55 30.91 ID OvaXxhWO0 [1/2] 393 Fateって書いてあるがな 395 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 13 56 01.95 ID ePm3Gj2s0 乙 そういやEXTRAのアサシンは李書文だったなぁ 396 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 13 59 02.44 ID y7nut0cm0 [6/6] 394 いや、Fateってのを知らないから、何がどうネタなのかがわからんのだw 鞭を嗤ってくれ 397 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 14 06 43.37 ID nQIqJqm00 小学生に「俺アサシンじゃん!」と叫ぶ事案発生w 398 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/13(水) 14 06 51.87 ID ogij1ruQ0 396 まあ、Fateってゲームに佐々木小次郎と李書文を元ネタにしたキャラがいてその延長のなりきり困だと思われたってことだろ 原作では特に二人に絡みがあったりするわけじゃないけどもね スレ392
https://w.atwiki.jp/revelations/pages/14.html
Revelationsで登場するキャラクターの紹介が掲載。エツィオはアサシンとしての役割ではなく自分自身のアイデンティティを求めてアルタイルの足跡を辿る。新キャラクターとしてはビザンツ帝国皇帝のパラエオロゴス、オスマン帝国のスルタンであるスレイマンらの実在の人物や、デューラーの絵画に登場するベネツィアの貴婦人をモデルにしたSofia Sortoという女性が登場する。Sofia Sortoはコンスタンティノープルで書店を開業しており、エツィオは彼女に惚れ込む。Yusuf Tazimはコンスタンティノープルにおけるマスターアサシンだ。エツィオがマスターアサシンに昇格して以来、彼とは友好的なライバル関係が続いている。 記事では他にもThe Vanguard、The Guardian、The Bombardierらのマルチプレーヤーキャラクターも紹介されている。 http //www.gameinformer.com/b/features/archive/2011/05/17/the-characters-of-assassin-s-creed-revelations.aspx?PostPageIndex=1 - 名無しさん 2011-05-18 16 46 27 『Assassin s Creed Revelations』はUbisoft史上最大の規模で開発 http //gs.inside-games.jp/news/279/27916.html - 名無しさん 2011-05-18 17 11 58 最新トレーラーが公開されました http //www.youtube.com/watch?v=ClloTWxH7Lg - 名無しさん 2011-05-27 01 24 36 弟子の派遣システムが前作の単純なレベル上げから磨き上げられてるみたいだね。これは胸熱。 - 名無しさん 2011-05-29 08 40 56 Assassin s Creed Revelations E3 2011 Trailer のやつ、最後顔が出てるけどエツィオっぽくなくないですか? - 管理人 2011-06-07 10 06 34 ここは情報を書き込む場所だよ。雑談は雑談掲示板でどうぞ - 名無しさん 2011-06-07 15 42 41 一応「コメント欄」なので、情報提供以外にもこのページの内容について話せる場を想定していたのですが・・。まぁ、今後は情報提供の場に限定して運用します。ありがとうございます。 - 管理人 2011-06-07 17 13 52 各種限定版の情報が載っています。 http //doope.jp/2011/0618840.html - 名無しさん 2011-06-07 15 43 34 マルチ新キャラのトレーラー http //www.youtube.com/watch?v=VTL72hRM2Iw - 名無しさん 2011-06-09 11 17 40 UBIスタッフインタビュー http //www.famitsu.com/news/201106/10045021.html - 名無しさん 2011-06-10 01 28 36 米Kotaku最新記事 http //www.snsanalytics.com/ktdKy7 - 名無しさん 2011-06-16 12 43 40 日本版公式サイトオープン http //www.ubisoft.co.jp/acr/ - 名無しさん 2011-06-29 11 27 19 7/21付 米Kotaku記事より、UBIスタッフへのインタビュー。アルタイルとエツィオは直接の血族ではないとの発言 http //kotaku.com/5823431/what-i-thought-i-knew-about-assassins-creed-revelations-was-partially-wrong - 名無しさん 2011-07-22 11 19 47 マルチプレイに関する続報 http //ps3.ign.com/articles/118/1185440p1.html - 名無しさん 2011-08-03 02 54 13 Assassin s Creed Embers Trailer ってあるけどこれどういうこと?あのおっさんはだれ? - 名無しさん 2011-08-15 21 26 17 雑談は雑談掲示板へ。 - 名無しさん 2011-08-15 22 23 33 BHで追加された「馬から梁に飛びついて一回転し乗る」アクションが、馬なしでも出来るようになった模様。ソースは↑×3の続報にある動画。 - 名無しさん 2011-08-17 02 22 43 GamesCom版最新トレーラー http //www.youtube.com/watch?v=gHbmxTxNrpk - 名無しさん 2011-08-17 23 02 59 スクリーンショットhttp //gs.inside-games.jp/news/294/29408.html - 名無しさん 2011-08-19 03 29 35 もうギャラリーに掲載されてるよ。 - 名無しさん 2011-08-19 08 50 57 GamesCom版 9分間のシングルプレイ動画 http //www.youtube.com/watch?v=IhAqUUisulY - 名無しさん 2011-08-19 12 06 34 PAX 2011での質疑応答 http //www.newsarama.com/games/pax-2011-assassins-creed-revelations-panel-110829.html - 名無しさん 2011-08-30 11 57 12 Multiplayer Killトレーラーhttp //www.youtube.com/watch?v=se5kWgtB2Qg feature=player_embedded - 名無しさん 2011-09-22 23 33 30 http //www.youtube.com/watch?feature=youtube_gdata_player v=zcff1SsFguo タイトルからも分かるとおり最後のトレーラーです - 名無しさん 2011-10-05 01 43 51 http //www.mytoptrailer.com/adventure/show.php?game=assassinscreed_rev page=2 - アサクリのプレイ? 2011-10-10 22 17 04 http //www.youtube.com/watch?v=EO5pLV_EwW0まだこのサイトにはないトレーラー - 名無しさん 2011-10-30 21 21 50 http //images2.wikia.nocookie.net/__cb20111031011228/assassinscreed/images/a/a0/Artwork_-_Ezio%27s_face1.jpgギャラリーに掲載して - 名無しさん 2011-11-01 13 48 24
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/3479.html
アサシン:ランクC(あさしん:らんくC) 登場作品 + 目次 レジェンディア 関連リンク関連種レジェンディア ネタ レジェンディア ヴァーツラフ軍の一般中級暗殺者 種族 人族 備考 - レベル 23 HP 2753 攻撃力 252 防御力 40 知性 101 命中 22 回避 102 重量 中量級 攻撃属性 - スカルプチャ - 経験値 68 ガルド 207 属性耐性 - 状態異常耐性 - アイテム アップルグミ(20%)レモングミ(2.5%) 出現場所 前線基地(MS) (※基準は戦闘ランクふつう アイテムの数値は落とす確率) 行動内容 通常攻撃/縦斬り 束縛効果が30%の確率で発動。何発もコンボを喰らうとほぼ確実に発生する。早い段階で止めたい 前線基地に登場するヴァーツラフ軍のお抱え暗殺者 小刀を逆手に持ち、滑るように近づいて攻撃してくる。 強さそのものは並程度なので、攻撃に注意していれば特に苦戦する敵では無い ▲ 関連リンク 関連種 レジェンディア アサシン:ランクD アサシン:ランクA アサシン:ランクS ▲ ネタ ▲
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/425.html
アサシンの終焉 ◆YsjGn8smIk ラドック=ランザードはヴェゼンディに住む商人であった。 町一番の商人だった父に商売のいろはを習い、美しい妻と息子に囲まれ平凡だが暖かい世界の中で生きていた。 ――あの事件が起きるまでは。 ☆ 「む……?」 炎に包まれる町中、魔変化の男と思わしき血痕を追って東へと駆けていたズーマの足がふと止まる。 延焼の音に紛れて微かに声が聞こえた気がしたのだ。 その場でじっと耳を澄ますと――それは聞き間違いではなかった。 少女だろうか、何かを言い争うような甲高い声が僅かに聞こえてきた。 「……」 ズーマはしばし瞑目する。 このまま魔変化の男を追うか、それとも近くに居る者を殺しにいくか……迷ったのだ。 もちろん最終的にはこの島にいる者は――主催者も含め――全て殺す。 だが、出来ればこの手で仕留めたい者も多い。 魔変化の男もその一人だ。 異形の甲虫も魔変化の男を狙っているのだ……横取りされる前に仕留めなければならない。 ならば、ここは声の主を見逃して―― 「いや、違う」 低く呟きながらズーマは頭を振る。 横取り、そう考えた時に思い出す顔があった。 十代の若さにして竜殺しの魔法すら会得した、盗賊殺し(ロバーズ・キラー)と呼ばれた魔道士の顔を。 そう、リナ=インバースの顔を。 「――出来れば、あの時のような想いは二度としたくはないな」 その顔を思い出しながらズーマは苦々しく吐き捨てる。 あと一人。たった一人を殺せば、リナ=インバースの居場所が判るのだ。 そう考えると、氷のようなズーマの心にも俄かに熱が生まれる。 リナ=インバースをこの手で殺したいという――熱が。 魔変化の男とリナ=インバース。憎しみを秤にかけると――あの盗賊殺しへの怒りの方が上だ。 故にズーマは僅かに自身の指針を変更した。 この火事場に乗じて即座に声の主を殺し、リナ=インバースの居場所を主催者どもに尋ねる。 リナ=インバースの位置次第では魔変化の男を先に追ってもいい。 だが、出来ればまずはリナ=インバースをこの手で殺したい――ズーマはそう思ってしまった。 全身を覆う、この魔道装甲のお陰で身体能力は格段にあがっている。 額からは光の矢を、胸部からは竜族の閃光の吐息(レーザー・ブレス)のような閃光をも放てるこの鎧。 この鎧があれば、声の主も、魔変化の男も、そしてリナ=インバースでさえも容易く殺すことが出来る――そうズーマは確信していた。 そしてガイバーⅡことズーマは、静かに声のする方へと足を向けた。 ☆ ラドックの父は町一番の商人ではあったが、同時にかなりあこぎな真似もしていた為に多くの恨み妬みをも買っていた。 そして憎しみは人を簡単に凶行に走らせる。 ある日、ラドックとその妻は盗賊に拉致された。 ☆ ヴィヴィオは朝倉の腕から抜け出しながら必死に説得を続けた。 「涼子お姉ちゃん、なんでわかってくれないの!」 キョンの妹と別れた路地からは、すでに百メートル離れてしまっている。 涙目で訴えるヴィヴィオを見て、朝倉は肩をすくめながら言い放った。 「仮によ? あたしが妹ちゃんを助けに戻る事に賛成したとして……ヴィヴィオちゃんはどうやって助けに戻るつもりなのかしら?」 「え? そ、それは……うー……」 逆に尋ねられてヴィヴィオは思わず口ごもる。 助けなきゃ、という想いがあるだけで具体策など何もなかったのだ。 よく考えればキョンの妹へと続く道は、燃える民家の瓦礫ですでに埋まっているのだ。 必死に考えながらヴィヴィオはとにかく口を動かした。 「えーと、その……回り道、とか――」 「この熱と煙の中で悠長に迂回路を探すの?」 それを遮るように短く朝倉が突っ込んでくる。 結局、何も思いつかなかった……戻るのが危険なのは、ヴィヴィオにだってわかっていた。 だけど、それでも―― 「このまま放っておけないよ! 戻ろうお姉ちゃん!」 必死に朝倉を見つめて訴えかけた。 だが朝倉には必死の訴えも通じない。何故か不思議そうに聞き返してきた。 「私には有機生命体の死の概念がよく理解できないんだけど……ヴィヴィオちゃんは死ぬのが嫌じゃないの?」 「え……?」 「だってそうでしょ? 今あそこに戻るって事は死にたいって事なんでしょ?」 そう言いながら朝倉は路地を指差す。 指された方向に燃えがる大きな炎と黒い煙を見て、ヴィヴィオは思わずごくりと唾をのみこんだ。 言われて初めて――戻れば死ぬ、という事に気付いたのだ。 それに気付いてしまった瞬間に、急に怖くなって身体が震えだしてくる。 「それでも……!」 それでも――キョンの妹を見捨てる事だけは嫌だった。 ヴィヴィオは地面にうずくまり、必死に頭を振って朝倉に抵抗する。 だがそれを見ても、朝倉は意見を曲げず、嘆息しながらヴィヴィオを抱き抱えようと手を伸ばす――そして声が響いた。 『Ms.朝倉、バリアジャケットを生成してはいかがでしょうか?』 響いた電子音にヴィヴィオへと伸ばしかけた手を止め……朝倉は右手に持ったクロスミラージュに聞き返す。 「バリアジャケット?」 『はい。身体の周辺に保護フィールドを展開する魔法です。調整すれば少しの間ならば数100℃程度の熱や煙ぐらいならば無効化できるはずです』 そう告げてきたデバイスを見つめながら朝倉は再び嘆息する。 「……つまりあなたも妹ちゃんを見捨てるのが嫌って事なのね?」 『申し訳ありません。ただ、時空管理局のデバイスとしては出来る限り人命救助をしたいのです』 そのクロスミラージュの言葉に力付けられてヴィヴィオも再度口を開く。 「涼子お姉ちゃん、お願い!」 「そうね……とりあえず、そのバリアジャケットっていうのを生成してみましょう。クロスミラージュ、出来る?」 『All right. set up』 それを聞いてヴィヴィオも握ったバルディッシュに話しかける。 「バルディッシュ、お願い!」 『Yes,Sir』 その瞬間、朝倉とヴィヴィオの身体を魔力光が包む。 そして魔力光が収まったそこにはバリアジャケットを装着し終えた二人の姿があった。 「ふうん、なるほどね……確かに煙の影響がかなり軽くなったみたいね」 バリアジャケットのスカートを触りながら朝倉はふと気付いたようにクロスミラージュに尋ねる。 「……ところでなんで北高の制服なのかしら?」 『バリアジャケットの外観は装着者のイメージによります。その服装をMs.朝倉が無意識に思い浮かべたのでしょう』 「そっか。意外とこの服装、気に入っていたのかもね」 そんな事を呟きながら朝倉はそっと近くで燃えている炎に指先を当てる。 「へえ。この程度なら火傷もしないんだ……これなら炎の中を歩いて妹ちゃんの所へ行って帰る事ぐらいは出来る、か」 「涼子お姉ちゃん、じゃあ!」 朝倉の言葉を聞いてヴィヴィオの顔に笑みが浮かぶ。 その笑顔を見て苦笑しながら朝倉が降参というように手を振った。 「うん、ここは譲ってあげる。一刻も早くこの場から離脱したいけど、これなら別ルートも使えそうだしね」 空気が和みかけたその時だ。 『Alert.西から生命反応が高速接近中』 沈黙を守っていたバルディッシュが突然警告を発した。 その警告を聞き、朝倉はクロスミラージュを、ヴィヴィオはバルディッシュを構える。 警告通り、西から――炎の中を悠然と駆け抜けながら人影が現れた。 「え……あ、あれ?」 「ヴィヴィオちゃん?」 現れた人物の姿を見た瞬間、ヴィヴィオの腕と足が突然震え始め――そしてそのままペタンと地面に座り込んでしまった。 驚いたように朝倉が視線を向けるが、震えは酷くなる一方で身体がまったく動かなかった。 震えながらも視線はこちらへと向かってくる、その異形の鎧姿から目が離せなかった。 ☆ ラドックと妻は地下牢に監禁された。 気絶していたラドックが目を覚ますと目の前には彼の妻が血を流しながら倒れていた。 鎖に拘束されたラドックは苦しむ妻に駆け寄ることすら出来なかった。 気が狂ったように叫ぶラドックを見て、牢の外から盗賊が冷酷に告げる。 「恨むなら、自分の家を恨め」、と。 それでラドックには何故こんな事が起きたのかを悟る。 父を恨んだ何者かがこの盗賊たちを雇い、ラドックたちを誘拐したのだ。 結局、ラドックの目の前で妻は苦しみ抜き――死んだ。 最愛の者が死に、腐っていくのを――ラドックはただ見つめる事しか出来なかった。 ☆ 朝倉の手の中のクロスミラージュが警告を発する。 『Ms.朝倉、前方の人物は体色以外がMr.キョンと酷似しています。注意を』 「なるほどね……ヴィヴィオちゃんの怯えようはそのせいか」 地面に座り込んだまま震え続けるヴィヴィオをちらりと見ながら朝倉はそう呟く。 恐らくあの異形の鎧姿を見て涼宮ハルヒが死んだ時の事を思い出してしまったのだろう。 軽くトラウマになっているのかもしれない――そう朝倉は分析した。 震えるヴィヴィオを庇う様に一歩前に出ながらキョンかもしれない異形の男に声をかける。 「あなたはキョン君……なのかしら?」 「ズーマだ」 朝倉の質問に黄色い生体装甲を装着した男――ズーマが静かに答えた。 「あら、残念。人違いだったみたいね。……それで私たちになんの用かしら?」 「殺せという依頼があった。故に殺す」 「依頼? それってまさか――」 驚くこちらの言葉を遮り、ズーマが無造作に接近してきた。 朝倉は座り込むヴィヴィオの襟を左手で引っ掴み、そのまま後へと跳ぶ。 跳びながら一瞬でクロスミラージュの非殺傷モードを解除し、ズーマヘと魔力弾を撃つ。 殺すと宣言している相手に手加減をする義理は流石にない。 だが、当らない。 驚異的なスピードで避けられてしまったのだ。 続けて数発連射するが、それもほとんど避けられて辛うじて一発が掠った程度。 そして気付くと接近を許していた。 「ぐ……うっ!」 飛び退く間もなく、蹴りを喰らっていた。 まるでボールのような勢いで吹き飛ばされる朝倉とヴィヴィオ。 そのまま十メートルほど空中を滑空し、燃える民家の壁を突き破ってようやく止まった。 『Ms.朝倉!?』 「大丈夫、傷は浅いわ……でも」 バリアジャケットのお陰か、なんとか致命傷は避けられた。 だがヴィヴィオは今の衝撃で――いや、もしくは恐怖のあまりか――完全に気絶していた。 朝倉はそれを見ながらしばし考えこんでから、口を開く。 「どうもヴィヴィオちゃんを庇いながら倒せる相手じゃ無さそうね……クロスミラージュ、移動系の魔法はない?」 『現在の魔力量で可能なのはアンカーショットぐらいです』 「アンカーショット?」 『はい。アンカーを対象に打ち込み、それを巻き取って移動する魔法です』 「うん、じゃあそれお願い。逃げるわよ」 『了解。銃口を目標に向けてください』 そう告げるクロスミラージュの電子音に従い朝倉はしっかりとヴィヴィオ背負いながら、隣家の屋根へとクロスミラージュの銃口を向ける。 ドシュ、と魔力で出来たアンカーが射出されると同時に燃える家屋内にズーマが突入してきた。 平然と動いているこちらを見て、すかさず額からビームを放つが、僅かに遅い。 その時には朝倉達はすでに空中。 魔力で出来たワイヤーに巻き上げられ、朝倉とヴィヴィオの身体は勢いよく空を飛んでいた。 屋根の上に着地すると同時に朝倉は後ろを振り向きもせずに南へ――火災が続く町の中心部へと駆け出した。 制限された肉体で出せる限界近い速度で炎と煙の中を突き進みながら、クロスミラージュに尋ねる。 「クロスミラージュ、ズーマは追ってきてる?」 『はい。しかしMs.朝倉、この方向は町の中心部へと出てしまいますが、宜しいのでしょうか?』 「ええ……私の想像通りならこの先にあるものを使えば一石二鳥。ヴィヴィオちゃんを母親に合わせられるし、あいつからも逃げる事が出来るはずよ」 『それは一体?』 「キン肉マンやゼロスさんがワープしたでしょう? 恐らくなのはさん達もあんなふうにワープしたんだと思うのよね。 あの時の彼らの態度といい、何度でも使える転送機……彼らが消失した地点にはそんな装置があるかもしれないわ」 『かも、ですか』 「どっちみち大した距離じゃなし、すぐにはっきりするはずよ」 そんな会話をしながらも瓦礫の山をアンカーで飛び越え、燃える民家の屋根から道路へと飛び移り、ひたすら先ほどなのは達が消失した地点へと駆け抜ける。 大体の場所しか判らないが、本当に転送装置があれば恐らくはその気配でわかる筈だと朝倉は考えた。 そして実際にその気配に朝倉は気付けた。 「どうやら、私の考えは間違ってなかったみたいよ」 クロスミラージュにそう告げながら朝倉は一軒の家に飛び込む。 火が回っているその家に入るとすぐにおかしなモノに気付く。 そう、火災の影響をまったく受けていない不思議な部屋の存在に。 その部屋に足を踏み入れた瞬間、理解する。この黒塗りの部屋が長門の情報制御下にある事を。 そして火災の影響をまったく受けていない床が――床に描かれた白い模様が光りだした。 『警告! Ms.朝倉、避けて――』 「えっ?」 突然のクロスミラージュの警告に、朝倉はわけもわからず咄嗟に横に跳んだ。 ザン、と。 先ほどまでいた空間をズーマの腕のブレードが切り裂いていた。 そう、ズーマ。 黄色い生体鎧の男がいつの間にかその場に現れていたのだ。 そして再度振るわれたその刃を朝倉はクロスミラージュで受け止める。 その衝撃でギギギ、と頑丈な軍用デバイスが軋みを上げる。 「これって……!」 驚愕の声をあげながら朝倉は遅まきながら気付く。 ズーマの腕のブレードがただの刃ではないと言う事に。 そして――気付くのが少し遅かった。 その代償にギンッ、と甲高い音と共にクロスミラージュは高周波ブレードによって真っ二つに切り裂かれた。 「クロスミラー――」 その時になってようやく床の文様から黄色い光が噴き出し始める。 警戒したのか、それを見てズーマは飛び退きながら胸部装甲を開放する。 こちらごと文様を吹き飛ばそうとしたようだが――遅い。 沸きあがる黄色い光に呑み込まれ、朝倉とヴィヴィオ、そしてズーマは空間を転移した。 「っ……!」 ワープの衝撃で一瞬意識を失ったが、直後に起こった轟音と振動によって朝倉の意識は覚醒する。 重い頭を振りながら立ち上がり周囲を見回す――と。 目の前には観覧車があった。 「うそ……でしょ……」 思わず絶句する。 観覧車があった――というのは正確じゃない。 正確には観覧車がこちらに向かって落下してきたのだ! 一瞬、呆然としたがすぐに状況を把握し、朝倉はヴィヴィオを抱えたまま全力で後ろへと跳ぶ。 制限のせいか、その出力に身体が軋むが気にしていられない。 第一、落ちてくる観覧車から逃れるにはそれでもまだ足りない。 更に一歩、そしてもう一歩、十メートル、二十メートルと跳躍する。 そして観覧車が目の前に迫る中、最後の一歩でギリギリ観覧車の射程から離脱できた。 ズン、と重い地響きと観覧車の破片が飛び散る。 手で顔を庇いながら、朝倉はあまりのわけのわからなさに顔が引き攣っていた。 「なんだって観覧車が降って来るのよ……」 呆然と呟きながら観覧車が降ってきた辺りに視線を向ける。 と。観覧車の支柱らしきが何かが――例えばビーム兵器のようなものだろうか――で撃ち抜かれていた。 その破壊痕を追うと、お化け屋敷を貫き、メリーゴーランドを砕き、朝倉が気絶していた辺りへと続いていた。 それを見て朝倉はふと思いつく。これはもしかしてズーマがやったのではないか、と。 「クロスミラージュ、ズーマの反応は……」 と、自身の右手に話しかけてから朝倉は思い出した。 ……クロスミラージュが既に破壊されていた事を。 自身の服装を確認すると、いつの間にかバリアジャケットは消えていた。 そっと手を開くと、右手には握ったままだったクロスミラージュのグリップのみがあった。 何故か寂しいような気がして朝倉は知らず歯を食いしばる。 『Alert.5時方向に生命反応』 だからだろう。ヴィヴィオが持つバルティッシュの警告に反応が遅れた。 それでも咄嗟に振り向きながら横に跳ぶが、ヘッドビ―ムは朝倉の足を抉った。 「うくっ……!」 足から血が噴き出し、その衝撃で地面に転がる。 視線を動かすと観覧車の瓦礫の中からズーマが這い出してきたのが見えた。 何がどうなってるのかはわからないが、観覧車の下敷きになってすら生きていたのだ、ズーマは。 そしてズーマが再度ビームを放とうとした――その時。 「ドロロ、推参ッ!」 口元を白い布で覆った忍者のような青いカエルが上から降ってきた。 ☆ 父と盗賊たちの間で交渉が成立し、ラドックは開放された。 だが、その事件を境にラドックは変わった。 変わらないはずがない、愛する者が死んでいく様を見せ付けられて。 ラドックは誓った。妻を殺した盗賊を――そしてその裏にいる仇をこの手で必ず殺す、と。 そんな雲を掴むような復讐を胸に、ラドックは闇の世界へと足を踏み入れた。 ☆ 二人の少女を庇うように着地しながらドロロは匕首を構えながら、続けて叫ぶ。 「アサシン護法陣・閃光(レーザー)返し!!」 その瞬間、ドロロの前方に手裏剣型の方陣が現れる。 ヘッドビームはそれに直撃、その瞬間――ヘッドビームが反射した。 「がっ――!?」 反射してくるそれを流石に避けられなかったのかズーマのわき腹にビームが炸裂する。 爆風に煽られながらズーマは後退しながらドロロを睨む。 ドロロもズーマから視線を逸らさずに、静かに自身のうしろの二人に声をかける。 「もう大丈夫でござるよ」 「……私たちを助けてくれるの?」 意外そうな響きの声を聞いてドロロはちらりと振り向き、ヴィヴィオを抱いている朝倉に向かって笑ってみせた。 「子供を守るその姿を見れば、どちらに非があるかは一目瞭然でござる。さあ、ここは拙者に任せて早く安全なところへ!」 だがズーマがそんな隙を見逃す筈もない。 ドロロが視線を逸らした瞬間、高周波ブレードを振り上げながら神速で接近する。 しかし。 「黒妖陣(ブラスト・アッシュ)!」 突然響いた力ある言葉によって、ズーマの進路上に突然黒い何かが涌き出る。 ズーマは咄嗟に左へと跳んでそれを避けようとするが、流石にタイミングが悪すぎた。 回避しきれず、右腕がその黒い何かに触れた瞬間――ざあっ、とズーマの右腕が黒い塵と化す。 「ぬおっ……!」 ベアクローがカランと地面に落ちた。 命あるもの、意思あるものだけを塵と滅する黒魔術だ。 痛みを堪えながら再度距離を取り、ズーマはその声がした方を見やる。 そして物陰から――栗毛の少女が現れた。 「リナ殿……来てくれたか!」 「『虫の知らせが、助けねば!』……なんて言いながら飛び出していった時には本気で見捨てようかと思ったわよ? でもまさか本当に誰かが襲われていたなんてね」 それはズーマがその手で殺したいと思っていた人間だった。 ☆ 十年経った。 才能があったのだろう、ラドックはアサシン・オブ・アサシンとまで呼ばれるようになっていた。 しかし、十年近くかけてようやく掴んだ情報はラドックの希望を打ち砕くものだった。 かつて神聖樹のあった町、サイラーグごと仇の盗賊たちは全滅していたのだ。 そして同時にラドックは知った。 サイラーグが――仇が滅んだ原因を。 「リナ=インバース……!」 それが仇を死へと追いやった憎い標的の名だった。 ☆ 怨嗟が篭った声を聞いてリナは思わず尋ねてしまう。 「へ? ……あたしの事を知ってんの?」 見覚えはない――というか黄色い生物的な全身鎧を着ているので例え知りあいだったとしても判らなかっただろうが……。 ただ特徴から考えるに、恐らくこれが聞いていたガイバーという奴なのだろう……リナが思ったのはその程度だった。 そんなリナとドロロに向かって朝倉が警告をする。 「気をつけて、そのズーマという男は恐ろしく強いわよ」 「ズーマ? ……ってまさかこいつ、アサシン・ズーマなの!?」 思わずリナが聞き返す。 それに朝倉が答える前にズーマが口を挟む。 「手間が省けた……これでようやくお前を殺せる」 どことなく嬉しそうにズーマが呟く。そしてその声を聞いてリナは確信した。 嫌な事に聞き覚えがあったのだ、その声に。 ……間違いない、こいつはズーマだった。 「まさか、あんたまで居たなんてね……名簿には名前が載ってなかったはずだけど?」 「……気にする必要はない。ここで死ぬのだから」 リナの軽口にズーマは左のブレードを掲げ、跳びかかる。 その異常なまでの速度に咄嗟に反応できずにリナは内心悲鳴をあげる。 「そうはいかんでござる!」 だが、横からドロロが飛び出し匕首でズーマを吹き飛ばす。 ナイス、ドロロ君! リナは内心でそう喝采をあげながら飛び退き、呪文を唱え始める。 ちらりと視線を動かすと地面に倒れている朝倉は足に手を当て、その場から動こうとしない。 しばらく動けそうにない……それを確認して、リナは即決する。 そしてズーマを抑えていたドロロに向かって一方的に宣言した。 「ドロロ君、しばらくそいつの相手を任せたから!」 「リナ殿? 一体なにを――」 ドロロが疑問を投げかけるがリナは構わず呪文を解き放つ。 「風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)!」 力ある言葉に応えて風が炸裂する。 嵐のようにはじけた烈風に吹き飛ばされてズーマとついでにドロロが空を舞う。 「くっ!」 「り、リナ殿おおおーーー!?」 遥か彼方へと吹き飛んでいくドロロに向かってリナは気楽に手を振って言った。 「足止め頼むわねー……さて、と。あたしはリナ、リナ=インバース。さっきの青いカエルっぽいのがドロロくん」 地面に倒れている朝倉に駆け寄りながら、リナがそう自己紹介を始める。 それに対して頭を下げて感謝を伝え、朝倉も答える。 「助けてくれた事には感謝するわ。私は朝倉涼子、こっちはヴィヴォオちゃん」 「いまさら聞くのもなんだけど……あんた達、殺し合いに乗ってないわよね?」 「ええ。信じられないかしら?」 「まあ、殺し合いに乗ってる奴が子供を抱えてたりはしないでしょうし……とりあえず信じておきましょ。傷を見せて」 そういいながらリナは朝倉の足の傷を見やる。意外と傷は軽く、既に血も止まっていた。 回復魔法を使ったのかしら、などと考えながらリナは呪文を唱え始める。 「何をする気?」 訝しげに尋ねてくる朝倉の質問には答えず、リナは彼女の足の傷に手を当てながら呪文を解き放つ。 「治癒(リカバリィ)」 治癒力を促進して傷を癒す術だ。 見る見るうちに朝倉の傷が塞がり、とりあえず歩行に支障がない程度には回復した。 「これで歩けるでしょ……ズーマの相手はあたしたちがするからあなたはその子と一緒にどこかに隠れていて」 そう言いながらズーマの方へと駆け出そうとしたリナを朝倉が呼び止める。 「待って。私も行くわ」 「……戦えるの? それにその子はどうするつもりよ?」 「このまま背負っていくわ。流れ弾に当たったら困るしね。……それと私が戦えるかどうかはすぐに判ると思うわ」 微笑を浮かべながらそう告げる朝倉をみて、何処か胡散臭さを感じながらも結局リナは了承した。 人手はいくらあっても足りないぐらいなのだ。 「りょーかい。じゃあ、いくわよ!」 「ええ」 そして二人と気絶した一人はアサシンたちの死闘の場へと駆け出した。 ☆ 「うう、いくらなんでも無茶苦茶でござるよ……」 すたっと、危なげなく地面に着地しながらドロロが呻く。 おかしな話だが、ズーマの感想も似たような物だった。 まさか味方ごと魔法で吹き飛ばすとは無茶苦茶にも程がある……だが完全に不意を突かれた事も事実だ。 何しろ直撃を食らってしまったのだから。 ズーマは地面に着地すると同時に急いでリナ=インバースの元へと走り出そうと足を動かす。 だが。 「……退け」 「退けぬ」 ドロロが眼前に立ちふさがった。 多少の苛立ちと共にズーマはドロロに言い放つ。 「お前からは似た空気を感じる。アサシンがなぜ人を守ろうとする」 「お主こそ、何ゆえ殺そうとする? リナ殿に恨みがあるように感じられたが」 「……語る必要はあるまい。死に往く者には」 ズーマは会話の無駄を悟り、高周波ブレードをドロロに振り下ろす。 だが、眼力でブレードの威力を悟ったドロロは迂闊に匕首で受けずに、かわす事でその攻撃をいなす。 「ふん!」 「くっ……! せいや!」 だが、速さも、力も、技の冴えすらも、ズーマはドロロを圧倒していた。 防御に徹しているというのに、ドロロの身体には避けそこなったブレードによる傷が徐々に増えていく。 ガイバーの強化による実力の差が如実に出ているのだ。 忍者の歩法や分身などで幻惑して、辛うじて攻撃を避けているがこのままでは不味い。 ドロロの心に焦りが灯ったその時。 「冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)! 」 乱入してきたリナが呪文を放った。 地面に当てたリナの手から黒い影がほとばしる。 直進してきた精神と肉体を喰らうその影を、ズーマは横に跳ぶことであっさりとかわした。 だが、それを見てリナは指をパチンと鳴らす。 「……!」 ズーマから動揺の気配が漏れる。 その瞬間、影がズーマを追って直角に曲がったのだ。 本来は真っ直ぐにしか進まない術だが、呪文の意味を完全に理解していればこういったアレンジもまた可能なのだ。 追尾してくる影と、ドロロの斬撃に一転、追いこまれながらもズーマは呪文を完成させた。 「虚霊障界(グーム・エオン)」 力ある言葉に誘われてズーマの周囲に黒い霧が噴き出す。 霧に触れた瞬間、影はあっさりと消滅――そして闇の霧が辺りから完全に光を奪った。 「またこれ!?」 リナが舌打ちする。 この闇の霧の中ではほとんどの魔法が無効化されてしまうのだ。 流石に魔法なしでズーマと接近戦をするほどリナは無謀ではなかった。 霧の効果範囲から抜け出そうと慌てて後ろに下がる。 と。 ――ギン、と何かがぶつかり合う音が響く。 「邪魔をするな……!」 「しない訳にはいかぬでござる! はァッ!」 闇の中、ズーマの呟きとドロロの叫びが響く。 そしてアサシン同士の闇を渡る戦いの音だけが辺りに鳴り響いた。 「この闇の中で戦っているの……?」 後ろから朝倉が呟く声が聞こえる。 「みたいね」 それに答えながらリナは闇を見つめる。 闇のせいで見えないが、リナに襲い掛かってきたズーマをドロロが迎撃してくれているのだろう……しかしこれでは迂闊に動けない。 下手に動けばアサシン同士の斬り合いに巻き込まれてあっさりと即死――なんて可能性すらあるからだ。 内心焦っていたリナに、朝倉が静かに囁きかけてきた。 「この霧…………魔力結合を阻害し無力化する空間を発生させているのかしら?」 「阻害? ええ、そうよ。……くっそー、せめてタリスマンがあればな~」 ぼやくリナに朝倉は納得したように頷くとそっと声を潜めて告げてきた。 「ふうん。……ねえ、魔法の準備をしておいて」 「まさか……これを何とか出来るの!?」 「制限されているから確実に、とはいえないけど……これだけ至近なら出来るかもしれないわ」 「かも……か。とはいえ他に手はないし……任せていいのね?」 「やれるだけやってみるわ」 そしてリナは呪文を、朝倉は高速言語を唱え始めた。 闇の中でズーマとドロロがぶつかり合う音に、二人の詠唱が重なる。 そして朝倉が静かに指を空に上げながら呟いた。 「情報連結解除、開始」 瞬間――朝倉の付近の闇の霧が光の粒子へと変じた。 そしてそれは徐々に広がり、数秒もしないうちに魔法を遮る闇の霧は文字通り――霧散した。 「なっ――!」 驚愕に一瞬動きが止まったズーマに向かって続いてリナも呪文を解き放つ。 「影縛り(シャドゥ・スナップ)!」 呪文と共に途中でパクった――もとい、拾ったベアークローをズーマに向かって投げる。 ザッ、とベアークローがズーマに――正確には夕日で長く伸びたズーマの影へと突き刺さる。 「ぐっ!」 その瞬間、ズーマの動きが凍ったように硬直する。 精神世界面(アストラル・サイド)から相手を拘束する術だ。 この術は陽が翳って影が消えただけで解けてしまうようなマヌケな欠点もあるが、力づくでは絶対に解けない。 術が成功した事を見て、リナが声をあげる。 「ドロロ君!」 「あい判った!」 闇の中の死闘でかなりの傷を負ったのか、ドロロは血塗れだった。 だが、闘志は微塵も衰えていない。 匕首を逆手に持ち、神速の速さでズーマへと接近し斬撃を放つ。 ……そして一瞬の交差の後、ドロロは匕首を鞘に収めながら静かに呟いた。 「零次元斬」 そう呟くと同時に、ズーマの身体が歪み、徐々にその姿が薄れていく。 「リナ=インバースーーー!」 次元の狭間へと落ちながらズーマは絶叫をあげる。 次元が歪んだ影響か、影縛り(シャドゥ・スナップ)の拘束が僅かに緩んだのか――動かないはずの腕を動かし、胸部装甲をめくった。 ズーマは最後のチャンスを自分を生かす為ではなく、標的を殺す事に使ったのだ。 そしてメガ・スマッシャーが放たれた。 胸部粒子砲を撃ち終えると同時にズーマは完全に次元の狭間へと呑み込まれていった。 それがアサシン・ズーマ――いや、復讐者ラドック=ランザードの最後だった。 ☆ あ、やばっ! あたしがそんな嫌な予感を感じたのは、影縛りで動けないはずのズーマが何故かこちらを振り向いて胸部から光を放つと同時だった。 咄嗟に横に跳ぼうとしながら……あたしは理解してしまった。 こりゃ避けられないわ、という事を。 死ぬだろうな、これ――そんな暢気な事を考えているうちに衝撃が来た。 「うげ!」 何故か横から。 ゴロゴロと地面の上を転がりながらあたしは見た。 竜族の閃光の息(レーザーブレス)のような光が付近の建物を消し飛ばしながら通り過ぎていくのを。 地面を転がったあたしに向かって朝倉が声をかけてくる。 「これで助けてもらった事と傷の治療の借りは返せたかしら?」 「ま、ね。助け方はともかくとして、助かったわアサクラ」 疲労の浮かんだ顔でそう言ってくるアサクラにあたしも苦笑しながら返す。 どうやら咄嗟にアサクラが蹴り飛ばしてくれたお陰で助かったみたいだった。 「リナ殿!」 ドロロ君が叫びながら駆け寄ってくるのが見える。 安心させるように手をパタパタと振ってあたしは起きあがって言った。 「あー、大丈夫、大丈夫……こっちは見ての通り何とか無事よ」 なんにせよ、とりあえず一段落着いたのだろう。 夕日の中、ズーマが消滅した地面を見つめながらあたしは嘆息した。 【ラドック=ランザード @スレイヤーズREVOLUTION 死亡確認】 【残り31人】 ※ラドック=ランザードの荷物も消滅しました。 【D-02 遊園地/一日目・夕方】 【リナ=インバース@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】精神的疲労(中) 【持ち物】ハサミ@涼宮ハルヒの憂鬱、パイプ椅子@キン肉マン、浴衣五十着、タオル百枚、 レリック@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 遊園地でがめた雑貨や食糧、ペンや紙など各種文房具、 デイパック、 基本セット一式、『華麗な 書物の 感謝祭』の本10冊、ベアークロー(右)(刃先がひとつ欠けている)@キン肉マンシリーズ 【思考】 0.殺し合いには乗らない。絶対に生き残る。 1.朝倉たちに対応してから遊園地のパソコンを調べ、晶達と連絡を取る。 2.当分はドロロと一緒に行動する。 3.ゼロスを警戒。でも状況次第では協力してやってもいい。 4.草壁サツキの事を調べる。 ※レリックの魔力を取り込み、精神回復ができるようになりました。 魔力を取り込むことで、どのような影響が出るかは不明です ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 【ドロロ兵長@ケロロ軍曹】 【状態】切り傷によるダメージ(中)、疲労(大)、左眼球損傷、腹部にわずかな痛み、全身包帯 【持ち物】匕首@現実世界、魚(大量)、デイパック、基本セット一式、遊園地で集めた雑貨や食糧、 【思考】 0.殺し合いを止める。 1.朝倉たちに対応してから遊園地のパソコンを調べ、晶達と連絡を取る。 2.リナとともに行動し、一般人を保護する。 3.ケロロ小隊と合流する。 4.草壁サツキの事を調べる。 5.「KSK」という言葉の意味が気になる。 ※なのは世界の単語が車に関することだと思っていましたが、違うような気がしてきました。 ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】疲労(特大) 、ダメージ(大) 【持ち物】鬼娘専用変身銃@ケロロ軍曹、小砂の首輪 メイド服@涼宮ハルヒ、ディパック(支給品一式)×2、新・夢成長促進銃@ケロロ軍曹、リチウムイオンバッテリー(11/12) 、クロスミラージュの銃把@リリカルなのはStrikerS 【思考】 0、ヴィヴィオを必ず守り抜く 1、リナたちと交渉する 2、キョンを殺す 3、長門有希を止める 4、古泉、みくる、サツキを捜すため北の施設(中学校・図書館・小学校の順)を回る。 5、基本的に殺し合いに乗らない。 6、ゼロスとスグルの行方が気がかり。 7、まともな服が欲しい。 8、できればゲーム脱出時、ハルヒの死体を回収したい。 9、ヴィヴィオの変化が気になる。 【備考】 ※長門有希が暴走していると考えています。 ※クロスミラージュを改変しました。元に戻せるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 ※制限に気づきました。 肉体への情報改変は、傷を塞ぐ程度が限界のようです。 自分もそれに含まれると予測しています。 ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※クロスミラージュはグリップのみを残して銃身は切断されています。修復可能かどうかは次の書き手さんにお任せします。 【ヴィヴィオ@リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(大)、魔力消費(中)、気絶中 【持ち物】バルディッシュ・アサルト(6/6)@リリカルなのはStrikerS、SOS団の腕章@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 0、ママ……助けて……恐い…… 1.なのはママが心配、なんとか再開したい。 2、キョンを助けたい。 3、ハルヒの代わりに、SOS団をなんとかしたい。 4、スバル、ノーヴェをさがす。 5、スグルとゼロスの行方が気になる。 6、ゼロスが何となく怖い。 7、アスカお姉ちゃんが殺しあいに乗ったなんて…… 【備考】 ※ヴィヴィオの力の詳細は、次回以降の書き手にお任せします。 ※長門とタツヲは悪い人に操られていると思ってます。 ※キョンはガイバーになったことで操られたと思っています。 ※149話「そして私にできるコト」にて見た夢に影響を与えられている? ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※ガイバーの姿がトラウマになっているようです。 時系列順で読む Back この温泉には野生の参加者もはいってきます Next 笑って、笑って、君の笑顔が――― 投下順で読む Back この温泉には野生の参加者もはいってきます Next 本当の敵 Nord Stream Pipeline -Disaster- ラドック=ランザード(ズーマ) GAME OVER 朝倉涼子 遊園地に日は暮れる ヴィヴィオ Nord Stream Pipeline -on stream- リナ=インバース ドロロ兵長
https://w.atwiki.jp/quatropiliastro/pages/103.html
一人の少女がいた。 彼女は誰からも愛される、聖女のような女だった。 10万3000冊の魔道書を記憶した禁書目録――――魔道図書館。 完全記憶能力を持ち、無数の魔道書を記録させられた彼女は、1年の周期で記憶を消去されなければ、生きてはいけない状態という。 それが納得できなかった、あの笑顔が、あの仕草が、二度と自分に向けられないなどと――あるいは、他の誰かに向けられるなどと。 そう考えたのが自分だけではなかったということを知らされて、できることはもう何もなくなって。 諦めらきれるものではなかった。失いたくなどなかった。それでも、そうしなければ彼女が死ぬと言われれば否応はない。 受け入れるしかないのかと、そう思っていた彼は―――― 「………うま……とう………とうま! 起きてよとうま!」 学生寮の一室で、ありえない声を聞いて、ツンツン頭の少年は目を覚ました。 修道服を着た、銀髪の少女が、少年を起こそうとしていた。 「もう、とうまったら、早くしないと寝坊するんだよ?」 「は……? インデックス……!?」 飛び起きる。その声が、まだ自分に向けられているとうことが信じられなくて。 そのまま彼女の両肩を掴み、緑色の瞳を覗き込みながら、 「お前、俺のことを覚えてるのか? じゃあステイルは!? 神裂!? あの魔術師二人はどうしたんだ!?」 「……ちょっと、とうま。まだ寝ぼけてるのかな? ――――魔術なんて、なにをわけのわからないことを言ってるのかな」 「……は?」 言われて、記憶を振り返る。 目の前の少女――インデックスは、イギリスからの留学生で修道女見習いだ。 自分の通う高校に転校してきた、現在のルームメイトでもある。 ……魔術師なんてものが介在する余地は欠片もない。 そもそも魔術なんてマンガやアニメの中でしか見たことがない、空想上の存在だ。 超能力と同じく――――? (なんだ、これ……おかしいぞ。何かがおかしい。 どうして俺は、そんな当たり前のことが納得できないんだ……?) そう、おかしい。この文句のつけようのない現状に違和感を覚えた自分がおかしい。 そうでなければ彼女はどうしてここにいるのだ。 と、そう考えた彼を業を煮やした彼女はぷんすかと怒りながら急き立てた。 「とうま、そろそろいかないと遅刻するんだよ!」 「あ、ああ……そうだな。着替えるから先出ててくれ」 「わかった」 ベッドから降りて、外に出る彼女を見送り、上条当麻は―――― 「……出てきてくれよ、サーヴァント。 これは聖杯戦争とかいう願いを叶える競争で、お前が俺とチームを組む相棒なんだろ?」 そんな言葉を、唐突に口にした。 当然、それに応える者などいるはずもない。常識で考えれば、だが。 「おやおや、これはまた随分と手際のいい。こうも早く記憶を取り戻したか。 先ほどのやり取りを見る限り、あの少女が原因かな? いや素晴らしい。 愛の奇跡、見せてもらった――――と、まあ評しておこうか」 応じて、現れたのは真紅の巨体。まるで機械のごとき前進と、赤髪たなびかせた仮面の男。 サーヴァント――――そう呼ばれたこの男こそが、上条当麻の相棒になるという。 自身に埋め込まれたその情報を、少年は受け入れていた。 「まずは名乗らせてもらおうか。アサシンのサーヴァント、マルス-No.ε。 お前さんの相棒、ということになるらしいな――少年」 その眼光、威圧感は常軌を逸したものがあった。 第一印象は、端的に言って怪物だ。悪の組織の怪人とも言えるか。 とはいえ、少年からすればそれも含めて、現状もっとも重要なのは、 「聖杯――あらゆる願いを叶える願望器って話だけどよ。 具体的にはどうなんだ? どこまでの願いなら叶えられる? 魔術を駆使してなお救われなかった女の子を助けられるのかどうか、まずはそこを教えてくれ」 自己紹介すら省いての質問攻めは、相手によっては不快に感じられたことだろう。 だが巨体のアサシンは、欠片の困惑すら見せずに答えてみせた。 「ずいぶんと焦っているように見えるな、相棒。 まあ、おおよその理由は察せるが。魔術を持ってして救われない少女。 起きてからの会話を見るに、さっきの修道服のNPCの元となった存在だろう。 ――明確に可能だと断言はできんが、過去に死んだ存在すらサーヴァントとして呼び戻す力はとてつもない。 万能の願望器というのは伊達ではないと、オレは思うがね」 「可能性は……あるわけだな」 そう思いたい、というのが正直なところかもしれない。 あの少女を自分が助けられる可能性がある、と信じたいだけかもしれない。 それでも、自分自身の手で彼女を助けられる可能性があると思えただけで。 全身が歓喜に震えていた。 「ふむ。随分とやる気のようだが、覚悟はあるかね? 他者の願いを踏みにじり、その命を奪ってでも願いを叶える、という覚悟は」 勿論、必ず殺さねばならないということはない。 マスターとサーヴァントの片方を脱落させればいいという話である。 サーヴァントを打倒すればマスターが死ぬ、というわけではないのだし。 サーヴァントはそもそもが死者であるというのだから、願いの為なら納得できる範疇だろう。 だが、 「サーヴァント同士の戦闘は苛烈を極めるだろう。 確実な勝利を、とはオレにも言えん。願いがあるならマスターの殺害も行う必要はある。 そのことに関して、おまえさんはどう思うのか――聞かせてくれよ、我がマスター」 試すように、あるいは値踏みするかのように、アサシンは問いかける。 「俺はあいつを助けたい。失敗したくないんだよ、だったら答えは一つだろ」 できればサーヴァントだけを倒したい、と思う。 他のマスターを殺したくない、という感情は当然のものだ。 それでも、一度目の前でインデックスという聖女を失いかけた男は、堕ちる。 彼女との離別を経験した、いつかどこかで出会うはずだった錬金術師と同じように。 「聖杯を手に入れて、あいつを救う。必要ならなんだってやってやるさ」 少年は、口にした。 アサシン――マルスと名乗る巨漢は、マスターの値踏みを終えた。 「救いたい少女の為に、自分と他者の命すら擲つ行為。 ――――いい物語だ。共感する者は多いだろう。 まんざら否定されるべきことでもないぜ、我がマスターよ。 理由を聞けば、なるほどそれなら仕方がないと、そう思う者もいるだろうよ ならばオレもまた、おまえの願いを叶える為に全力を尽くすとしようか」 少年の決意、覚悟、そしてその底にある迷いを見て取った。 総じて素晴らしい、と称賛するように、その想いを認めたのだ。 「まだ迷いはあるようだが、それもまた当然だろう。 そうも簡単に決められることではないのだからな。 ……安心しろよ、相棒。ああは言ったが、マスター殺しは必須じゃあない。 案外、誰一人殺さずに聖杯を得られるかもしれんぞ」 あくまで万が一の場合の覚悟を確かめたまでだ、と。 そんな、思っていない言葉ばかりを並べ立てて。 アサシンは生粋のシリアルキラーだ。ただ殺したいから殺す、という感情だけで構成された殺人鬼。 だが生前彼はその動機を隠し、なにか事情があるかのようにふるまった。 時には悪徳な借金取りに天誅を下したかのように。 時には見知らぬ他人を相手に旧知の友を仕方なく殺したかのように涙を流し。 時には戦場で、人の命の輝きを守っているかのように。 そうした殺戮の果てに捕縛され、処刑され、今の身体に成り果てた。 その彼からしてみれば、少年の語る動機は、言い訳として、大義名分として申し分ない。 聖女を救わんが為に、ただ殺戮を続ければいい。 「いいマスターに出会えてオレは幸運だよ」 それは確かに、本音だった。 「ではまあ、一応聞いておくとしようか。なあ相棒、お前さんの名前は?」 「あ……わ、悪い! 上条だ、上条当麻。 異能の力なら、原爆級の火炎の塊だろうが、戦略級の超電磁砲だろうが、神様の奇跡だって打ち消せる。 そんな、何の役にも立たない右手を持った、普通の高校生だよ」 大仰な物言いで、令呪の宿った腕と逆の手を見せつけながら。 その力が役立たずだと言い捨てるその姿。 それもまた、らしい振る舞いではあるのだろう。 一般人であったが故か、魔力供給が僅かしか行われていないのもまた、魂喰いの伏線としては悪くはない。 総じて素晴らしい。殺人許可証を得る為の役者として、これ以上のものはないだろう。 「では行こうか、相棒。一人の少女を救う為に戦うその姿。 オレは決して否定しない」 「……ありがとうな、アサシン」 【クラス】アサシン 【真名】マルス-No.ε 【出典作品】シルヴァリオ ヴェンデッタ 【属性】混沌・悪 【能力値】 筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:D 幸運:A 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:B-- サーヴァントとしての気配を断つ。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 ただしアサシンの殺意の巨大さゆえ、僅かでも攻撃の意思を持てば、その時点で気配遮断は無効となる。 【保有スキル】 狂言回し:B 剛毅、かつ実直。独自の美学を持つ戦闘狂。あるいは使命に殉じる敬虔な使徒。 そうであるかのように見せかける技術、嘘と偽りで獲物を揺さぶる言葉の奇術師。 生前から行い続けてきた動機の偽装を可能とした話術スキル。 殺戮の動機を偽り、他者に信じさせる技能。サーヴァント化により、自身の属性の偽装が可能となった。 同ランク以上の看破系スキルを保有するか、あるいは言動の矛盾を突かなければ看破は不可能。 アサシンの場合、下記のスキルの都合上、全力を出した場合、このスキルは無効となる。 人造惑星:B 魔星。眷星神とも呼ばれる星辰奏者の完全上位種。 その正体は素体となる死体を元にオリハルコンを宿して製造された生きた死体。生前の衝動に強く引きずられる性質を有する。 自身の出力を任意に変化させることが可能であり、筋力、耐久、敏捷、魔力のパラメーターを1ランク上昇、あるいは低下させる。 上昇に応じて魔力消費が激しくなり、生前の衝動を発露させる。 アサシンの場合、ステータスを上昇させると殺人衝動が強くなり、気配遮断、及び狂言回しの効果が無効化する。 擬似的な神性としての側面も有しており、神殺しに類する宝具・スキルの効果を受ける。 【宝具】 「義なく仁なく偽りなく、死虐に殉じる戦神(ディザスター・カーネイジ)」 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 分子間結合分解能力。 物体を跡形もなく消滅させる、漆黒の波動を生み出すアサシンの星辰光。 その正体は、物体の結合力そのものを崩壊させる物質分解能力である。 銃弾から戦車砲まで、無機有機関わらず接触した森羅万象を瞬く間に崩壊させるため、傍目から見ると突然消え失せたと感じるほどの分解速度を持つ。 付属性、維持性に優れた性質を有し、闇色の星辰を長時間体躯に纏わせながらの攻防一体の戦闘法を可能としている。 全身に展開するため、同ランク以上の宝具がなければ打ち破れない。 一方で気体や非物質による攻撃には効果が薄く、風や磁力、魔力などはこの影響から外れている。 【weapon】 【人物背景】 鬼面を纏った怪物。鬼を連想させる姿をしており、アドラー第三帝国に突如出現し大虐殺を行ったという。 その暴力性に反して基本的に冷静、かつ理知的であり、高い教養が伺えるが、一転して享楽的な振る舞いを演じるなど、真意を読み取るのが非常に困難。 その本性は生まれながらのシリアルキラー。思わせぶりな言動はすべて相手を惑わせる為のものである。 そんな事情ならば仕方ない、という物語の理屈を現実に持ち込むことで連続殺人犯でありながら多数のシンパを獲得し、長年の逃亡生活の末に逮捕され、処刑台に送られた。 死後、人造惑星として蘇り、再び殺戮の限りを尽くした。 戦闘狂ぶった言葉を重ねながらも、本質的には質より量。より多くを殺すことを目的とし、目の前の強敵を倒すより、数多くの容易く殺せる相手を優先する。 身体能力の高さに反して戦闘技術は低いものの、口舌により相手を惑わせる手管は極めて高い。 一方で、その虚飾による揺さぶりが通じない相手には非常に弱い。 迷いのない精神強度を持つ英雄こそが天敵であり、戦闘における技量の低さも相まって、対サーヴァント戦は不得手と言える。 その為、自身の嘘が通じない相手を密かに毛嫌いしている 【聖杯にかける願い】 なし。あえて言うなら受肉して再び殺人を繰り返すこと。 【マスター】 上条当麻@とある魔術の禁書目録 【マスターとしての願い】 インデックスの救済 【weapon】 なし 【能力・技能】 ・幻想殺し(イマジンブレイカー) あらゆる魔術・超能力を打ち消す異能の右手。 範囲は右手のみであり、一定時間あたりに処理できる異能の種類・個数・量には限界がある。 あまりにも強大なものは打ち消すのに時間がかかり、継続的に放たれるタイプのものは本体に触れなければ完全には消滅しない。 とてつもない効果範囲を持つ場合、自身への影響を打ち消すに留まる。 また、莫大な力を連続的に放つ異能の場合、打ち消し切れず押し負ける。 また異能の力そのもの、またそこから発生する超自然現象にしか作用せず、二次的な物理現状を打ち消す効果はない。 自身の全身を対象とする異能は右手に接触していなくても打ち消すが、右手を効果範囲に含めていない場合打ち消せない。 一方で、ものによれば影響の出ている部分に触れることで打ち消すことが可能となる。 霊装や魔道書などに触れた場合、そのものを消滅させたりはしないものの、発生させる魔術効果を解除し、物体の魔術的要素を消し去る。 神の加護、祝福の類も消し去る為、上条当麻本人の『幸運』も打ち消している。 その正体は「すべての魔術師の怯えと願いが結実したもの」 魔術によって世界を歪めることの弊害が発生し、元の世界を思い出せなくなってしまうかもしれない。 しかし魔術の影響を受けないものがあれば、それを基準に元の世界を思い出すことが可能となる。 その「世界を元に戻す為の基準点」が幻想殺しの正体である 【人物背景】 学園都市に住む高校1年生。ツンツン頭をした少年。右手に生まれつき幻想殺しを有している。 路地裏の喧嘩程度の経験はあるが、相手が複数いれば逃げるしかない。 比較的低レベルの高校に通っているが、その学校でも成績は悪い。 正義感が強いものの、過去の経験からひねくれたのか自虐的な言動が多い。 インデックスとは初対面でわずかに会話した程度だが、その時点で彼女とのつながりを失いたくないが為に彼女の修道服のフードを返さずにいた。 その後、彼女を追う魔術師達と戦うことになるが、その中で彼らの真実を教えられる。 曰く、インデックスは完全記憶能力を持ち、脳内に魔導書を記録している為に1年で記憶を消さなければ死ぬ、と。 彼女の記憶が失われることを嫌い、科学によって解決できないかと行動したが、期限が数日程度であったこともあり失敗。 魔術師たちの好意により、最後の別れを行うことになった。 が、そこで聖杯戦争に招かれた。 原作ではこの後にインデックスの救済に成功するが、タイミングの関係上失敗したと認識。 失敗していた場合、人の道を外れ、他者を巻き込んででもインデックスを救おうとするような人間になっていたと原作者に語られている。
https://w.atwiki.jp/holycon/pages/52.html
未だに夢に見る。 卑小で薄汚い欲望に満ちた大人たちによって蹂躙された陽だまりを。 血塗れになって倒れる彼女。いくら泣き叫んでも知らぬふりをする周囲。 その時になってようやく悟った。間違っていたのは世界ではなく自分たちなのだと。 弱肉強食、強きが全てを奪い尽くす。世界の真理はそんな単純でありふれたもので、「格好良い大人」なんてものは何処にも存在しないかった。 そうして視界に色が戻った時、自分は全てを失っていた。 憤りさえ覚えなかった。こんなことになるくらいなら、感情など無くなってしまえばいいとさえ思った。 だから自分は道徳も倫理も捨て去って殺し続けた。今までもこれからも、それだけでいいと思っていた。 けれど。 その果てに、あたしは――― ▼ ▼ ▼ 未だに夢に見る。 夢の中の自分は、大きなガラス筒の中で生暖かい透明な液体に浸かって眠っていた。 次々とやってくる人たち。彼らの心は鮮明に頭の中に流れ込んできて、彼らは皆お金か戦争か、そればかりを考えていた。 怖くなった。だから静かになってと、それだけを願って力を込めたら、それだけで彼らは皆動かなくなった。 彼らは何度もやってきた。誰も彼も自分を殺したいか利用したいと考えていた。彼らは次々動かなくなった。 あるとき、優しそうなお婆さんがやってきた。頭の中にはお金でも殺人でもなく、帰りを待っている家族の姿が映っていた。 そのことに、自分は安堵した。けれどお婆さんは自分に銃を向ける。 お婆さんの息が絶える時、頭の中に見えたのは病気で寝ている孫の顔だった。お婆さんは心の中で孫に詫びながら死んでいった。 もう、誰も殺したくなかった。 だから自分はもう終わってよかった。次にやってくるのが誰であろうとも、その人の自由にさせようと考えた。 けれど。 その果てに、僕は――― ▼ ▼ ▼ 「失敗しちゃったのね、あたし」 ベッドスタンドの灯りだけが薄ぼんやりと光る部屋の中、簡素な造りのベッドの縁に腰かけた彼は、振り絞るような声音で呟いた。 中性的な外見の男だった。スラリと細く長い手足は男とは思えないほどで、しかし痩身の不健康さとは無縁な均整の取れた体は正しく美麗と呼称できるだろう。顔を彩る耽美さといい、彼が普段から美容に気を使っているのだということは容易に察することができた。 そんな、情をこめて微笑めば大抵の女子は振り返るのではないかと思える相貌は、しかし今は憂鬱の翳りに晒されていた。強い悲しみや喪失感に苛まれているというわけではないようだが、それでも表層に浮かんだ負の情念は隠しようがない。 有栖院凪という名の男は、己の無力を嘆くように、ただ項垂れていた。 「あたしの裏切りも、それで何をするのかも完全に筒抜けだった……尻尾掴ませるようなヘマをしたつもりはなかったけど、"そういうこと"ができる伐刀者がいたってことかしら。 やっぱりメンバーの詳細を掴みきれなかったのが痛かったわね」 「まあ、そっちの事情は大体分かったけどさ」 答える声は高く、それが未だ変声期を迎えていない少年のものであることは一声で分かった。 視線を向ければ、そこにいたのは印象を裏切ることのない小柄な少年だった。黒目に黒髪、特にこれといった特徴のない、普通の東洋人にも見える少年だ。 けれど伐刀者としての眼識を持つ凪には、その小柄な体躯に秘められた規格外の魔力の多寡がはっきりと感じ取れた。単純な総魔力量だけを見ても、自分の知る如何なる伐刀者をも超えて余りある。それはサーヴァントと呼ばれる、凪に与えられた"力"の具現であった。 明らかな超常の力を漂わせて、しかしそんな気配など微塵も感じさせない少年は、凪に問いかけた。 「結局マスターはどうするつもりなの。その暁学園とかいうのを止めたいっていうなら、こんなところで油売ってる暇なんてないでしょ。そいつら止めるためだけに聖杯が欲しいって言うんなら、流石に仰々しいとは思うけどさ」 若干呆れたような口ぶりの少年に、凪は同意を示す苦笑だけを返した。 既に少年には、凪が直前まで何をしていて、そして何を目的に動いていたのかを伝えてある。無論、この状況そのものに疑念を抱いている凪は馬鹿正直に自分の身の上を話すつもりなどなく、当然少年にも虚実入り混ぜた話をでっち上げて話したのだが、不思議なことに少年は凪の話に含まれた虚実の部分のみを正確に看破してのけた。聞けば「そういう機能」があるとかで、流石の凪もこれには観念して改めてこうなった経緯を話した、という一幕があった。 凪の身の上を一言で言えば、とある学園に任務で潜入している暗殺者だ。暁学園という架空の学園組織に協力する形でその行動を補佐するために破軍学園へと入学し、そこの有力者たちと親交を深めた。そして来る前日、ついにその任務を結実させる決行日が到来したのだが…… 「そうね……あたしとしても、こんなところに招かれるなんて予定外だったの。正直言えば早く帰りたいっていうのが本音ね」 言って凪はこの昭和の街へと連れられる前、すなわち元の時代で意識を失う直前のことを思い返した。 凪の任務とは破軍学園を裏切り、その構成員へと奇襲を仕掛けることだった。凪はそれを迷いなく遂行した。ただし、裏切る対象は破軍学園ではなく暁学園の側であった。 それは疑う余地もなく、自らの所属する組織への反逆だった。今まで忠実に任務をこなし、勘定さえも捨て去ったはずの凪が何故そのような暴挙に出たかと問われれば、それは情に絆されたとしか言いようがなかった。 任務遂行のために近づいた少女が抱く願いと心が、あまりにも綺麗だったから。理由なんて、結局はそんなものだ。けれど、そんなつまらない理由であっても、自分はこうしてかつての光を取り戻すことができた。 だから後悔などしていないし、今もその少女や周りの人たちを救いたいと思っている。自分の無力は百も承知だが、それでも通したい意地はあるのだ。だからこそ早急な脱出を凪は望んだ。聖杯など知ったことではないし、帰れるならさっさと帰還したい。 ……奇襲に失敗して敵に捕まり気絶したところを連れてこられたから、そういう意味では僥倖だったのかもしれないが。 「とはいえ現状分かってる中で一番確実な帰還方法が聖杯の獲得なのよね。はぁ、もういっそ優勝目指しちゃおうかしら」 「マスターがそれを望むなら僕も吝かじゃないけどね。けど、それは難しいんじゃないかな。だってほら、僕アサシンだし」 「あら、あなた言うほど弱いわけじゃないでしょ」 「そりゃ僕だって負けるつもりはないけどね。それでも現実問題として真っ向から華々しく、なんてことはできそうにないからそこは分かってほしいかな」 語るアサシンの少年は、しかし弱気な様子など微塵も感じられない。その口調はあくまで性能的な特徴を語るのみで、本人の言う通り負ける気などさらさらないようだった。 「……実を言うとね、あたしにも叶えたい願いの一つや二つはあるの。それも聖杯なんて埒外の奇跡、そんなものが本当にあるなら、変えたい過去はいくらでもある」 それは例えば、生涯忘れることはないだろう親友の死であったりとか。 あるいは、汚いものを見せてしまった子供たちのことであるとか。 他にも他にも、後悔はすぐ思いつく範囲でさえも数え切れず、自分の半生は間違いと無力と無念で満ち溢れたものだけど。 「けどね、あたしはそれよりも珠雫たちのことのほうが大事。過去を忘れるつもりも蔑ろにするつもりもないけど、でも守れなかった過去よりもまだ守れる今のほうがあたしは大事なの」 凪は俯けていた顔を上げて、言った。 「だからアサシン、あたしは元の世界に戻るわ。そのために力を貸してちょうだい」 「うん、分かった」 その言葉にアサシンは当然だと言わんばかりの態度で向き直る。 「僕にも叶えたい願いはいくらでもある。けど、それは過ぎ去った昨日のことでしかない。そこはマスターと同じ意見だよ。だから」 何か眩しいものでも見るような目で、アサシンは凪を見つめた。 「いいよ、僕がきみに力を貸そう。悔やむのも苦しむのも、まずは諦めず頑張ってからだ」 差し出された右手を取って、凪は己の侍従たるアサシンに軽く笑みを返した。 共に描くはまだ見ぬ未来。忘れ得ぬ過去を胸に抱いて、それでも彼らは明日を往く。 心より助けたいと願った、一人の少女のために。凪はこの身を修羅に堕とそうともその一念を貫くのだと決めたのだった。 【クラス】 アサシン 【真名】 天樹錬@ウィザーズ・ブレイン 【ステータス】 筋力D 耐久C 敏捷B+++ 魔力A 幸運B 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 I-ブレイン:A 大脳に先天的に保有する生体量子コンピュータ。演算により物理法則をも捻じ曲げる力を持つ。 また、I-ブレイン自体が100万ピット量子CPUの数千倍~数万倍近い演算速度を持ちナノ単位での思考が可能。極めて高ランクの高速思考・分割思考に相当する。 工作技術:B 敵地に侵入・掌握するための諸般の技術。生前のアサシンは依頼達成率100%の便利屋として数多のプラント等に潜入し、軍の戦艦の中枢すら掌握したことさえある。 ランクはダウンするも陣地破壊・破壊工作・情報抹消の他、電子戦のスキルを取得可能。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 【宝具】 『元型なる悪魔使い(ウィザーズブレイン・アーキタイプ)』 ランク:B 種別:対人~対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:300 全ての魔法士の雛形にして完成型。世界でただ二人の対存在であることに加え、原初の魔法士の能力を再現したものであるため、神秘の伴わない未来科学の産物としては破格の神秘を内包するに至った。 魔法士としての固有能力は「無限成長」であり、本来書き換え不可能な基礎領域を書き換えることによりあらゆる能力を使用可能とする。 アサシンは自身が長時間に渡り目撃・確認したあらゆるスキルと技能系宝具を、種別や分類・原理にもよるが習得可能である。ただし悪魔使いのコピー能力は仮想的な能力の再現であるため、習得したスキル等はオリジナルと比べてランクが1段階低下する。 また、以下の魔法士能力を使用可能。基本的には2つまで同時使用が可能だがアインシュタインとサイバーグのみ単独でしか発動できない(アインシュタインは機能を制限することにより同時使用が可能)。 「短期未来予測デーモン・ラプラス」 ニュートン力学に基づき、3秒先までに起こり得る未来を可能性の高い順に表示する短期未来予測。極めて高ランクの直感及び心眼(真)に相当する。 「運動係数制御デーモン・ラグランジュ」 騎士の身体能力制御のデッドコピー。 運動速度を5倍、知覚速度を20倍にまで加速する。ただし不自然な動きから発生する反作用を全て打ち消す関係上、加速による運動エネルギーを得ることはできず結果として倍加されるのは単純な速度のみとなる。 「仮想精神体制御デーモン・チューリング」 人形使いのゴーストハックのデッドコピー。 接触した無機物に仮想的な精神体を送り込み、無理やり生物化させて支配下に置く。生み出されるのは大抵は数mの巨大な腕であり、それ単体では10秒程度しか形を維持できず、物理的な強度も元となった素材に左右される。 アサシン単体では同時に生み出せるのは一体のみだが、高度な演算能力を持つ外部デバイスと合わせればそれ以上の数を生み出すことも可能となる。 「分子運動制御デーモン・マクスウェル」 炎使いの分子運動制御のデッドコピー。 基本的には大気中から熱量を奪うことで窒素結晶の弾丸や槍、盾を作り出し攻撃・防御に転用する他、一点に熱量を集中させることによる熱量攻撃を可能とする。最大射程は視認できる範囲まで。 二重常駐させることにより、氷の弾丸を制御しつつ同時に熱量を操作して弾丸を水蒸気爆発させるという使い方もできる。 「論理回路生成デーモン・ファインマン」 空賊の破砕の領域のデッドコピー。分類的には情報解体に相当する。 直径20センチほどの限定空間に論理回路を生成し、接触した対象を情報解体し物理的には分子・原子単位まで解体する。ただし事前に空間内の空気分子の数を制限する必要があるため、マクスウェルとの併用が前提となる能力である。 「空間曲率制御デーモン・アインシュタイン」 光使いの時空制御のデッドコピー。 重力方向の改変による飛行、空間を捻じ曲げることによる超重力場の生成、空間跳躍、重力レンズによる防御、対象を無限の深さを持つ空間の穴に30分だけ閉じ込める次元回廊を使用可能。 機能を制限した場合、重力の軽減による落下速度の抑制のみ使用可能となる。 「世界面変換デーモン・サイバーグ」 騎士の自己領域のデッドコピー。 自身の周囲1mに通常とは異なる法則の支配する空間を作り出し、その空間と共に移動することにより亜光速での移動が可能となる。自身のみならず領域内に侵入した他の者も同一の条件下で行動可能。 ただし発動可能時間は主観で3分のみ。それを過ぎればweaponのナイフに埋め込まれた結晶体が崩壊し使用不可能となる。 【weapon】 サバイバルナイフ: 銀の不安定同素体であるミスリルで構成されており、物理・情報の両面において非常に頑強。 柄にはサイバーグ発動に必要な結晶体が埋め込まれている。これが破損した場合は魔力を用いて修復することが可能であるが、相応に時間がかかる。 【人物背景】 依頼達成率100%を誇る便利屋の少年。世界に二人しか存在しない「悪魔使い」の片割れであり、世界最強格の魔法士の一人。 シティ神戸の崩壊、シティロンドンにおける世界樹の種にまつわる騒動に関与し、その身は否応なく世界規模の戦いへと投じられることになる。 【サーヴァントとしての願い】 願う事柄は無数に存在する。 しかしそれらに無理に固執するつもりはなく、マスターの好きにやらせようと考えている。 【マスター】 有栖院凪@落第騎士の英雄譚 【マスターとしての願い】 珠雫の願いを、珠雫の大切な人達の夢を壊させない。 【weapon】 黒き隠者(ダークネス・ハーミット) 【能力・技能】 伐刀絶技:日陰道(シャドウウォーク) 影を対象とした概念操作系の伐刀絶技。影への潜航や影縫いによる行動阻害などが可能。 また、暗殺者としての諸般の技術にも優れる。 【人物背景】 破軍学園の一年四組所属。主人公である黒鉄一輝やその妹である黒鉄珠雫といった面々の友人。体は男で心は乙女、実際女子力はかなり高い。 元々は国外において親に捨てられスラムで生活するストリートチルドレンだった。しかし無法者の手で無二の仲間が殺されたことをきっかけに「解放軍」と呼ばれる犯罪組織に身を投じ、黒の凶手と呼称されるほどの暗殺者に育つ。 破軍学園に入学したのも本来は解放軍の任務の一貫であり、明るく優しい態度も見せかけのものでしかなかったが…… 4巻、暁学園に奇襲仕掛けて返り討ちに遭い気絶した辺りから参戦。 【方針】 早急な帰還、及び暁学園の返り討ち。 聖杯の入手は基本度外視だが必要になったら入手を目指すし、仮に入手して危険性がないことを確認できたら迷いなく使用する。 なお道中での殺人には躊躇なし。 【把握媒体】 有栖院凪:アニメだと参戦時期までやらないので原作読んでください。4巻まで読めばいいです 天樹錬:ラノベです。1巻と4巻読めば大丈夫です。2巻と3巻には登場しないのでこっちは読む必要はないです